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このサイトは東方にハマり過ぎた痛い人がふと思いついたネタSSを書いて行くサイトです。
17 . December
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04 . December
最近皆さんはお茶を飲んでいられるでしょうか?
と言うのも、電車で「お茶?あんなじじ臭いの勝手まで飲むかよwww」
とほざくクソ野郎(おっと失礼)が居たのでむしゃくしゃして即席で書き上げてしまいました。

個人的に紅茶派なのですがオレンジペコの量が減って節約の為にとふと口にしたのですが、
久しぶりに飲んだのですが非常に香りが良く、渋みもちょうど良い加減で吃驚しました。
やはり数ヶ月といえども味覚と言うのは変わってしまうのでしょうね、成長期ですし。
それにしてもいいお茶が家にあったものだと驚きました。

そういえばうちはお茶の産地で有名らしい・・・ですよ?
いや、特定されたくないので明かしませんが。先日もALTの先生が御土産所で大量に購入していたそうです。
日本文化、一番知っているのは外国の方のような気になってしまったのは秘密です。

最近の若い人は('A`)(お前もだろ。)


余談が過ぎて、何を言いたかったのかわからないのですがとりあえずSS書き上げたので是非お茶と共にどうぞ。

急いで書き上げたので誤字あるかも・・・。会話文も多め・・・。


 


太陽が最も高い位置に上がり、日も一番照っている時間即ち正午頃。
木枯らしが本格的になり吹きさらしの戸がガタガタ音を立て、冬の訪れを思わせる。
先程蟲の子が冬眠の準備を行っている最中らしく慌しく保存食を購入しに訪れて相も変わらぬ元気を振りまく彼女と世間話をして見送り一息付く。
・・・余談になってしまうだろうが相変わらず湖の氷精は元気百倍と言わんばかりに大暴れして霊夢に退治されていたらしい。


卓上にある本をあえて無視し、恐らく冷え込むであろう今晩の為に毛布を準備することにする。

引き出しから多量の布団を竿に掛けて天日に干し埃を払う、これで今夜は太陽の匂いがする布団で眠れることだろう。
そういえば布団から香る太陽のにおいというのは太陽光で死滅した菌が発する匂いの事らしいが…、
余りそんな事考えたくなかったので気分を変え、急須に手を掛ける――


「よぉ、香霖。」
「久しぶりね霖乃助さん。」
そんなタイミングで来客があるのは普段の行いが悪い所為なのだろうか?
否、むしろ悪いのは普段運が良かったりする物だ。神様と言うのは実に不公平である。
寒い中元気な黒白と紅白の少女を視野に入れ、彼女達が持っているその何かに目線を配る。

 

「いらっしゃい。ところでなんだい?その包みは。」
すると魔理沙はフフフと悪趣味な笑い声を上げ、ふんぞり返り気取ったポーズを取る。
即座に厄介な事かと予想し、一足早く溜息を付く。しかし予想は稀に外れる物でそう厄介な事ではなかった。


「霊夢と一緒に農家を襲う妖怪を退治して来たんだが。」
「そこがたまたまお茶の農家で報酬代わりに沢山お茶を頂いたのよ。」
成る程、それで霊夢が何時もより元気そうなのか。
そんな霊夢はいつも以上の万遍の笑顔を浮かべ、奇妙な笑い声をうふふとあげている。
「それでだな、流石に多すぎて困ってたんだ。そしたら霊夢が、香霖に御裾分けしようなんて言い出してだな。」
「いつも貰ってばっかで悪いから返すついでよ。まぁいらないと言うなら里に売りに行くけどね。」
「成る程確かに流石にその量は堪えるだろうね、多すぎるしそれ以前に飲みきる前に茶葉が痛む事になりそうだ。」


その言葉通り少女達は茶の袋で顔が埋まり、抱えきれない程の手提げを手にぶら下げている。
良く持って来れたものだと一つ感心して、本題を切り出した。
「とりあえずどれだけの量を分けてくれるんだい?」
「そりゃあまず霊夢と私のを2等分してそれから霊夢に貰ってくれ。私の取り分が少なくなる。」
すると不満そうに霊夢が即座に反論する。


「ちょっと、そもそもこの仕事を請け負ったのは博麗の巫女であるこの私よ?それなのに報酬の半分も取っていくつもり?」
その通りである、第一彼女が請け負った仕事で魔理沙は勝手について来ただけだ(と思う)から受け取る報酬はそれだけ少なくなる物なのだが、案の定彼女はそれを無視する。
「とは言っても私が手伝った御蔭で退治できたんだろ?」
「何を自分の功績を上げてるのよ。そもそもあんたは居ても居なくても同じだったわよ。」
・・・大方この後分け前の分量合戦やら何やらが行われて自分の所得分に納得いかない霊夢が僕にくれる量を減らすのを悟り、
その不毛な争いに干渉せず読書を始めることにした。

 

 

「まぁ此処で荷物を持ちながら立ち話も何だし、休憩がてらお茶にしないか?」
カウンターの前に椅子を並べ、彼女達に座れるようにしてから椅子を薦める事にした。
「もちろん茶菓子は香霖が出してくれるよな?」
「やんわりと許可とだけ言っておくよ。」
「やったぁ。それじゃあお邪魔するわね。」
「邪魔するぜ。」
大量の茶葉袋が居間へと向かって行くのを見送るとすかさず僕は倉庫へ茶菓子を取りに行くことにする。

 

 

「しかし、これはまた沢山の種類の茶葉があるね。」
目の前の袋を開封して思わず呟く。それほどの種類が詰まっているのだ、驚かないほうがおかしいだろう。
軽く呆然としつつ、どれだけの種類があるのかを把握するために調べ始める事にした。
案の定種類ごとに求めてあるので非常に楽に分けることが出来た。


「うーん、あんまり見分けが付かないぜ。」
「あら?あなたも結構お茶飲んでるじゃない。見分けが付けられないの?」
「下手の横好きって奴だぜ。」
「余り褒められた事じゃないね。まぁ、とりあえずどれを飲むかい?」
振り返りながら立ち上がると手を顎に当て真剣に悩む霊夢が真剣に悩んでいるようだったので目に付いた茶葉を机の上にポンと置いた。


「それじゃあこの芽茶はどうだい?」
すると頭にクエスチョンマークを掲げた魔理沙が首を斜めに傾ける。
流石に普段から飲んでいるなら横好きとか関係なく知っていて欲しかったが、かわいそうなので一々説明することにした。
「玉露とか煎茶の仕上げの加工過程で、芽の先の部分を選別したお茶の総称だよ。」
「高級茶の原料になる一番茶か二番茶から選別するから、お茶の旨みをかなり多く含んでるのよね。」
「見た目は実際に見てみれば解るようにに塊になりやすいから割と見分けやすいと思うよ、割と味が濃い方だから誰でも茶菓子には割と向いているんじゃないかな?」
「むぅ、じゃあそれで頼むぜ。」

結局理解出来たかどうか解らないが、とりあえず納得したらしい。
しかしある事に気付く。茶菓子の存在だ。
茶菓子は基本的にどれも甘く出来ている為、渋みが比較的中途半端な茶葉では甘さで味が狂ってしまうのだ。ようかんなら行けると思うが。


「だけどやっぱり茶菓子があるならやっぱり苦い抹茶の方が良くないかい?」
「抹茶は礼儀作法丸出しのお茶会みたいな堅苦しい印象があるから出来るだけ遠慮するわ。」
明らかに不満そうな表情をして一つ溜息を吐く。

「霊夢は茶会に嫌な思い出でもあるのか?」
「あら、どうして?」
「何と無くだぜ。」
「まぁ、関係ないわ。それより玉露にしない?そっちの方が美味しいわよ。」
と、霊夢。しかし玉露は価格が基本的に高いのでそれは避けたいのだがそういう訳にも行かないので同意しておく。

 

「解った、早速入れてくるよ。」
すると唐突に霊夢の背後あたりにスルリと例のスキマが現れ、にゅっと顔が飛び出してくる。
「あらあらちょっと待った~。お子様には玄米茶の方が良いんじゃないかしら?」
「あら?行儀が悪いわね、ちゃんと入り口から出直しなさい。」


不意に背後に立たれているというのに冷静な霊夢にやはり普段から驚かされているんだろうなと、仲間意識を持ちつつ目の前の非常識の塊を一瞥する。
「いきなり皮肉を言わなくても良いじゃないか。」
「あ?どこが皮肉なんだぜ?あと玄米茶って米から茶を作るのか?」
やはり何処までも茶に関して無知な魔理沙、今時玄米茶を飲む機会が少ない物なのだろうか?


「水に浸して蒸した玄米を炒り、これに番茶や煎茶などをほぼ同量の割合で加えたお茶が『玄米茶』だよ。玄米が入っているから煎茶や番茶の使用量が少なくなるからね――。」
「まとめて簡潔に頼むぜ香霖。」
「あー、・・・つまり、渋みが少ないしカフェインも少ないから子供とかお年寄り向けって事なんだ。」
「子ども扱いしないで欲しいぜ。」
「あらあら、子ども扱いされるのを嫌がるのはまだまだ子供っていう証拠よ。」
ちなみに紫は自分のことは棚にあげて何を言っているんだ?と言う質問は即死を意味するので脳髄の深くまで詰め込んでおく事にする、なぜなら。
「自分のことを棚にあげて何を言ってるんだぜ?」
大抵こういう事は魔理沙が代弁してくれるからだ。


「あらあらそういう事を言うのはこの口かしら?」
「むぐぐぐぐぐ!!」
「能力の無駄遣いは感心しないね。何時もの事だけど。」
「流石霖之助さん。わかってるじゃない♪」
「いや、全然褒めてないよ?むしろどう受け取れば褒め言葉になるのかが不思議でならないよ。」
「むがごーがー!(助けろよ!)」


―――

――

 

 

 

 

―――

「――で、結局ほうじ茶とはねぇ。香りがいいからいいんだけどね。」

「なにか不服かい?因みにそれはほうじ茶じゃなくいよ。」

カウンターの前に並ぶ魔法使いと巫女と妖怪。

傍から見たら今日は何かの祝日か?と問われるような不思議な光景。

「ほうじ茶じゃないのこれ?」

「ああ、ほうじ茶は確かに大目だけど玉露とか煎茶等の数種類の茶葉をブレンドした特製のお茶だよ。」

「ふーん、やっぱり茶葉の分量は企業秘密?」

「秘密にする意味がわからないわ・・・。」

「やっぱりお茶は香りがいいぜ。お、なんだ香霖?」

「はい、激甘堂の殺人大福。」

「これが最近里にできた噂の?」

「ちょっとしたつてがあってね。」

 

先程とはうって変わって賑やかな店内。

これは香霖堂の非日常でしかないのだが、しかしその非日常に中でも彼の傍から見た幸せな日常に変わりは無かった。

 

相変わらず無表情に近い顔つきをした店主だったが、その表情はすこし緩んでいるように見えたのはきっと気のせいではないのかもしれない。

 

 

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男性
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1989/11/08
職業:
学生兼店員
趣味:
楽の探求
自己紹介:
ヘタレ、知らない間に告白されて知らずに振っていたというポルナレフ的な体験をするような大ボケ。
散髪する金が勿体無い今日この頃。


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