雲一つ無い空に高速の白黒い陰が一つ、彼女が巷で噂の射命丸文である。
そんな彼女はブン屋さん、今日も今日はでネタ集め。
今回は幻想今日中の著名人妖に好きな人調査に飛び回っているそうな。
早速調査が終わったと思われる彼女にコンタクトを試みる。
「はい?どなたで、何か御用でしょうか?」
じつはかくかくじかじかまるまるうまうまでして・・・。
「え~っと、これは私が苦労して集めたネタですので簡単には――。」
けどその情報は結局公開することは無いのでは?
「うっ、どうしてそれを?」
大体聞いても追い返されるか秘密にしろとか言われるのではと思いまして。
「うー、解りました。今回だけですよ?」
わ~い、文さん優しい~。
「けど出来るだけ内密にして下さいね。」
解ってますよ、自分もまだ死にたくはありませんから。
「じゃあ、早速インタビューの結果をダイジェストにしてお教えしますね。」
わざわざダイジェストにしなくても・・・。
「なんか一度やってみたかったんですよね~。」
さいでっか。じゃあ視点渡しますね。
「視点って何ですか~?」
おお、なんか地の文が私の声になりましたね。
「早速教えてくださいな。」
はい、まずは博麗霊夢さんですが、
「私の恋人はお茶とお賽銭だけよ。」
だそうです。
「・・・。」
ああ、そんな目で見ないで下さい怖いですから。
「まぁ・・・次お願いします。」
一応しっかり答えてくれた人だけお教えしますね。
「その方向でお願いします。」
次に魔理沙さんですが、
「あんまり噂を広げるなよ?大分の奴は気付いているみたいだが・・・。香霖の事がだな・・・。」
顔を真っ赤にしてて可愛かったんですよ~?
耳まで真っ赤になってこれだから地肌が白いと・・・って、可愛すぎます~。
「え?けどあんまりそんな素振り見せてないじゃないですか。大分の人が気付けるんでしょうかねぇ?」
えっと結構頻繁に香霖堂さんの方へ出向いてるので解る人には解るそうです。
「はぁ、さいですか。」
それと素振りに出さないのは霖乃助さんを自分にゾッコンにさせて立場を上にしたいからだそうです。
いわゆる我慢しきれず告白したほうが負けって奴らしいですよ?とか言って照れくさいだけなんでしょうけどね~♪
「彼女らしいと言えばらしいですが、正直子供扱いみたいですし、朴念仁にはそういうのは効かないかと。」
あ・・・。
確か霖乃助さん曰く
「付き合いづらいけど嫌いじゃない子むしろいい子。」
って言う微妙な位置づけみたいですね。
・・・つまり眼中に無いお友達みたいな――。
「言ったら駄目、魔理沙さんに悪い。結局それに気付いて素直にならないとだめっぽいとか、遠いですな。」
そうですね・・・・。
「・・・・次は?」
えっと、そうでした!次はななななな何と!大妖怪八雲紫さんから答えを頂いております!
「おお!、それで不幸にも好かれている方は!?」
えっと・・・、霖乃助さんです。
「・・・どれだけフラグを立てて居るんだ。」
人気多いですよね。しかも東方面子で唯一の男性ですし。
「変態扱いもされてるけどね。」
まぁ、それは禁句ですよこのサイトではスッパ香霖は無しだそうです。
「たしか作者が筋肉にトラウマがあるんだったな。あとヤンデレ。」
・・・スクイズとウホッですよね明らかに。
「そうですな・・・。」
まぁ、脱線しましたが紫さんが言うには、
「そうね~。反応が面白いし、あと好みのタイプってのもあるわね~。出不精な知識人だけど引き締まってるわ、ギャップ萌えって奴かしら?」
「なるほど、好みのタイプですか。」
後、昔何か世話になって借りがあるそうですよ?結局教えてくれませんでしたが。
後霖乃助さんに紫さんのこと如何思いますかって聞いた所。
「結構大きな貸しはあるけどそんな気にしたことは無いかな。んー、悪戯には困るけど。ん?普通に美人とは思うけどね、ちょっと抜けてるところは年的に無理があるけど可愛いんじゃないかな。」
「ふむ、結構高評価ですか。過去の2人の秘密フラグ・・・。本当に彼はいくつフラグを抱えているんだろう。」
確認できた分は3つでしたよ?
「まだもう一人居るんですか。」
えっと、はい・・・。
「・・・自信なくすわー。」
元気出してください、男の子なんですから。
「身近にもこんなもてる人は居るが、しっかりフラグまで立ててる人まではいないわ・・・。」
きっと霖乃助さんはフラグメーカーなんでしょうね。同時にクラッシャー。
「即座に立てて即座に折るってなんかキョ○みたいですな。」
他作品の事は基本的に禁句ですよ?気を付けて下さい。
「ああ、ごめん。でもう一人は誰かな?」
里の守護者さんです。
「んー、やっぱり昔何かあった系統なのだろうか?」
いえ、彼女の場合は
「一目見てと言うのもあるが今時真摯な態度に惚れた。」
だそうです。彼女は本人の前では照れてしまって大変みたいですが、霖乃助さんが居ない所だと素直に好きだと言えるそうですよ?
「微妙に素直なクールで微妙にツンデレだなぁ。」
真面目っていう言葉がしっかり当てはまりますね。そこも可愛いと思いますが。
ふむ、それで香霖は何と?
「今時珍しい良識を持ったお客様で、割と常連だね。いい人・・獣?だと思う。満月には逢いたくないけど。」
と、あきらかにcaved!!済みなコメントを頂きました。
「なんだかなぁ。いい人(?)止まりなタイプかな?」
確かに、押すに押せないので厳しいところがありそうですね。
「そういえば話の中心が香霖ばっかでしたが、他の方はどうでした?」
そうですねー。ちょっとこれが手に入れた情報なんですが、ちょっと複雑で・・・。
「ふむふむ?複雑?」
えっと、簡単にまとめて言いますね。
パチュリーさんが魔理沙さんとアリスさんの事が気になっていて、この方はまだ自分でも好きとは解らないそうですね。
アリスさんが魔理沙さんとパチュリーさんと霖乃助さんの事が気になるそうで、まぁこの方も好きとかそういうのではないと思いますが。
それとは別にリグルさんと幽香さんができちゃってる見たいですね。
「たまにいちゃついてるの見ますね~。」
それと閻魔様→死神さん、輝夜さん→妹紅さん、永琳さん→輝夜さん、鈴仙さん→永琳さん、てゐちゃん→鈴仙さんの一方通行ですね。
「うわぁ、永遠亭修羅場度MAXじゃないですか・・・。」
えっとですが永遠亭の方の情報元が全部てゐちゃんなので「絶対嘘だ。」
ですよねー。如何見ても鈴仙さん→霖乃助さんなのに・・・。
「また香霖か・・・。」
もう霖乃助さんは放置でも良いですか?
「・・・御願い。」
解りました。
「これで全部じゃないのか。」
さっきちょこっと喋りましたが不確定の所もありますね。
「不確定?」
えっと、噂話という次元ですよ。
「一応御願いしても?」
解りました。
噂ですと、
妹紅さん×輝夜さん、殺し愛ってありそうですもんね~。「有り得ないと考えても良さそうかな。」
後、幽々子さん×妖夢ちゃん「末尾がちゃんなんだ。」
咲夜さん×レミリアさんもしくは中国さん。
パチュリーさん×こぁさん、とまぁそんな所ですかね。
今気がつけば色々疑惑ってのは流れる物なんですね~。
「いやいや、流しているのに貴女も関わってますから。それと視点返してくださいな。」
あ、解りました~。
まぁ、情報提供有難う御座いました。
「いえいえ、いい暇つぶしにはなりましたよ~。」
それじゃあ私目はこれにて、これを元に・・・・。
「あ、ところで貴女は何者なんですか?」
はて?如何いう事ですかな?
「いきなり現れ、しかも飛べるみたいで、しかも情報関係に敏くて、そんな人間は中々居ませんよ?」
んー、いえ。自分は唯のヘタレですよ。
「そんなものですか?」
その程度の物です。
「釈然としませんが――。まぁ今日は色々疲れましたし詮索は辞めておきます。」
助かります、じゃあ自分は此処らへんで。
「お気をつけてお帰りくださいね。あと今度逢ったら色々聞かせてくださいね~。」
その後、彼の姿を見たものは居ない。
ただそれと関係してか?彼女達の恋が少しづつ成就し始めるようになったと言う。
彼はキューピットか?あるいは・・・。
まぁそんな関係の無いしょっぼいお話。